放射能測定を考える会・西東京 公開講座 福島はいま

2月15日(土)田無公民館で、当市社会福祉協議会/にしとうきょう市民放射能測定所あるびれおの後援によりフォトジャーナリストの豊田直巳さんを講師に、公開講座「福島はいま-原発事故がもたらしたもの」を行いました。

前夜は記録的な降雪で開催自体危ぶまれましたが、28名の参加者がつめかけました。

豊田さんの話は、湾岸戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾が原因と思われるイラクの子どもたちに広がる健康障害の現実、東日本大震災の翌日から福島の原発事故被災地を取材して明らかになった放射能汚染の実態、効果がほとんど検証されずに進められている除染の内実など広範囲に及び、福島の現実を撮影した数々の写真がスライドで上映され、とてもリアルに迫ってくるものでした。福島からの電力を消費してきた都民も原発事故に対して当事者であることを考えさせられる講演でした。(放射能測定を考える会 佐藤安徳氏記)