東大農場・演習林を分断する都市計画道路田無3・4・7を考える会 ムシ・むし・虫の国

都市計画道路田無3-4-7を考える会主催で8月22日(金)東大演習林において須田真一先生をお招きし、昆虫の観察会がありました。とても暑い日でしたが30名ほどの参加者があり、先生の丁寧な説明を聞きながら演習林を散策しました。虫を探すときは、もし自分が虫だったらどこに隠れようかな?どこが住みやすそうかな?と想像しながら見つけるのがコツ…とのお話し。コクワガタ・トックリバチ・ハラビロカマキリ・オオヒラタシデムシ・ヨコバイなど次から次へ現れ、クモの巣の食べ残しを観察するとどんな虫が生息しているか知ることができることなど虫に関する知識が豊富になりました。ダイミョウセセリは都内ではほとんど見られなくなり、蝶の種類が少なくなったことは、自然が減ったことを客観的に判断できると話され、沢山の昆虫が生息している田無演習林は今後も残り、森と野の恵みを満喫できる西東京の貴重な自然環境と再認識しました。