傾聴ボランティア きずな 家族で『傾聴』できていますか?

10月31日(金)会場に用意された100席がほぼ埋まり、傾聴ボランティアの提唱者である鈴木絹英さんの講演が始まりました。講演の要点は次の3点でした。①人が一番感動するのは、真剣に話を聴いてもらえることなので、傾聴ボランティアは生きる力を支える活動である。②傾聴ボランティアはボランティアであっても認知症や寝たきりになりにくいことなど報酬はちゃんとある。脳科学でも証明されている。正に情けは人のためならずである。③傾聴とは五感をフルに使い、深い思いやりと温かい心で、相手の話を一生懸命聴き、聴きたいという態度と心が伝わって初めて成り立つこと。ただでさえ他人の話を聴くことは難しいですが、家族の傾聴が最も難しいということは納得できます。しかし家族の話に傾聴的態度で耳を傾けると、5分でも10分でも効果が感じられるそうです。それならやれそう、挑戦してみよう!という気持ちで会場を後にしました。