非核・平和をすすめる西東京市民の会 被爆体験から学び、核のない21世紀を創るために

非核・平和をすすめる西東京市民の会は、西東京市の平和推進事業として4月12日の「平和の日」にイベントを行ったり、広島への旅やピースウォークなどを行っている団体です。1月11日(日)、秋葉忠利氏(ヒロシマ・ピース・オフィス代表、前広島市長)を招いての講演会が行われました。憲法・集団的自衛権・天皇など、話題はあらゆる事柄に及びましたが、中でも印象的だったのは、国際連合での取り決め、包括的核実験禁止条約などは未発効であるにも関わらず実質的に機能しているという話題です。それは法律としての有効性を世論が規定することが出来ることを示しています。市民は国の政策に対して盲目的に従うのではなく国の行動を抑制することもできるということでした。西東京市の市民の皆さん一人ひとりが声をあげることが大事だと繰り返していました。核についてどうしたら良いか、皆が考えるきっかけになった講演でした。