ちゃんぷるー 読み聞かせ会「そのとき沖縄で~戦争とこども~」

6月23日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争による沖縄の戦闘を終結した日として制定された日ですが、それを忘れないために「ちゃんぷるー」では今年で3回目となる読み聞かせの会を6月24日(土)中央図書館にて行いました。

最初に沖縄ならではの言葉や特産のパイナップル、イリオモテヤマネコなどをクイズで紹介し、和やかに始まりました。

学童疎開輸送中に攻撃を受け沈没し、1,476名の犠牲者を出した対馬丸の絵本、洞窟に逃げ大人が自決をする中、決死の覚悟で白旗を揚げて生きながらえた姉弟の紙芝居などを迫真の演技で読み上げていきます。

その後は平和について考える絵本を2冊読み、そのうち1冊は小学校一年生の男の子が書いた詩がもとになっていました。「ふつうのこと」ができることがどれだけ貴重でありがたいことか、実感して欲しいという思いが伝わってきました。

この平和な日本で、子どもがわかるように伝えることは難しいことですが、これからを生きる世代にこの国で戦争があったことを伝えるという大事な役目を担っていました。

参観者には特製のしおりをプレゼント。ひとつひとつ違うゴーヤ柄です。