みんなの西東京 「差別ってなんだろう?」
みんなの西東京は大阪の公立小学校を舞台にした映画「みんなの学校」の上映をきっかけに、誰もが生きやすい社会を考えるために作られ、主にFacebookで繋がりながら不定期に活動しています。
あなたはもし自分が車いすで生活していて、お店に入ろうとして
車いすを理由に入店を断られたらどう思うでしょうか。
平成28年4月から「障害者差別解消法」が施行されました。施行から一年という節目ですが、ほとんどの人はこのような法律ができたことを知らないでしょう。障害のある人への差別をなくすことで、障害のある人もない人も共に生きる社会をつくることを目指した法律です。罰則はありませんが、障害のない人と違う扱いをする「不当な差別的取扱い」と「合理的配慮をしないこと」という二つの「差別」を禁止しています。
4月23日(日)に田無公民館で開催された今回の勉強会では関連団体の方の事例紹介をしながら、「何が差別なのか?」「差別的取り扱いをされた当事者はどのような気持ちになるのか?」等について話し合いました。
後半はケースワークとして、実際にあった事例に対して「このような差別を受けたらどんな気持ちなのか?」「どういう対応が考えられたか?」をみんなで考えました。
当事者の立場、その親の立場、相手の立場、相手の組織的立ち位置など、互いに話すことで、「相手の身になって考える」ことが差別を無くすことに繋がるのだという認識が共有されました。
今後の活動にご興味のある方はFacebookページ「みんなの西東京」をご覧ください。