杉の子会
杉の子会の定例会議(リーダー会)にお邪魔し、楽しい活動や団体運営などについてメンバーの方々へインタビューしてきました。その模様をお伝えし、団体紹介いたします。
☆ 『杉の子会』の始まりは
昭和24年柳橋保育園が開設、当時、PTA会長の池田幸正さんを中心に自然な形で地域との結びつきがあり、また、保育園の先生方から卒園児の成長した様子を知りたいとの声が上がり、年2から3回、保育園の同窓会的に野外活動続けていました。段々、参加者が多くなったので今後の活動方針を検討した結果、野外活動のオーソリティであるYMCAの理解と協力を得て新たに出発することになり、昭和50年に地域子ども会「杉の子会」が誕生しました。
☆ どのような活動をしていますか
スタート時の「子どもはみんなで育てる。健康に育てる。できることは協力する。」という理念のもと、地域に密着した活動として会は成長しています。ボランティア活動の社会人、大学生や高校生などの様々なリーダーの方によってバラエティに富んだ野外活動を企画しています。毎年6回のプログラムを実施し、会員数も100名を超え、文字通り地域に密着した子ども会として皆に親しまれています。
杉の子会は、平成26年11月に日本ボランティア学習協会よりアレック・ディクソン賞を受賞しました。41年間の活動実績が評価されています。
☆ 活動して良かったと思うこと
学生ボランティアでリーダーとして参加している方からの感想
「実際に自然に触れる中で子どもたちの成長を感じる機会が山ほどありました。この企画に出会えたことが幸せです」
☆ 課題は
メンバーが増えても、安全第一に考えながら低学年も高学年も、ともに楽しみながら自然体験をするプログラムを展開していくことにかかっています。これからは、若いリーダーの安定的確保と、全リーダーのスキルアップを図ることが大切です。
☆ イベントの企画や運営はどのようにされていますか
運営会議は年4回、年間の計画や全体運営に関することを打合せ、
リーダー会(ボランティア)は毎週1回、プログラムのディレクター(実施リーダー)を中心に近く実施されるプログラムについて企画。
☆ ゆめこらぼに期待すること
リーダー募集や参加者募集などの周知で協力していただきたい。