NPO法人サポートハウス年輪 奇跡の脱出-3.11のマリンホーム-

NPO法人サポートハウス年輪が今年20周年を迎えて、6月1日(日)に記念講演会「奇跡の脱出」-3.11マリンホーム-が開催され、東日本大震災時、特別養護老人ホーム赤井江マリンホームにおいて144名全員無事に避難することができたことが紹介されました。前年にチリ地震発生で避難していることなどのいくつかの偶然が重なって奇跡の脱出が実現できたことがよく分かりました。特に被災した際の対処は管理者と職員の機敏な動き、応用力(柔軟な介護の力)と決断力が大事ということが良く理解できました。講演の後半は避難後の対応と復興についてのお話でした。

会場には介護施設に関わっている方も多数見え、他の団体においても介護施設の危機管理や職員のマインドの持ち方を知る上では大いに役立つのではと思いました。