西東京稲門会  講演「巨大地震・津波災害にどう備えるか」

6月14日(日)東伏見STEP22においてアジア防災センターの濱田政則氏を招いて巨大地震・津波災害に対し、工学の観点から防災や減災について講演がありました。自治体や政府組織間で巨大地震・津波災害に対して見通しに大きな差があり意思統一がなされていないことや、地震の断層域の評価が進んでいないことなど懸念が数多くあることを指摘し、災害軽減のためには広範囲にわたる領域を横断する「耐津波学」の構築や防災教育の必要性など多くの課題があることが示されました。講演を開催した稲門会は早稲田大学の卒業生で構成されています。子どもの学習に取り組んでいるNPO法人稲門寺子屋や、結婚相談のいなほ会、様々な同好会など地域に根差した幅広い活動も行っています。